コロコロこぐまのさりげないブログ

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『名医とつながる たけしの家庭の医学』に教わった "オリーブ油が心臓を丈夫に保つ"という話

2019年2月5日にABCテレビで放送された
『名医とつながる たけしの家庭の医学』を
観ました。そこで紹介された
"オリーブ油が心臓を丈夫に保つ"という話が
心に残ったので、忘れないようにまとめてみました。

 心疾患の患者が少ないクレタ島

クレタ島民は心臓年齢が若い

調査によると、ギリシャクレタ島の住民の方が
心臓病にかかる割合は世界的にみて低いそうです。
番組では、現地を訪ねて実際に調べていましたが、
年齢相応か若い心臓を持っている人が多かった
という結果でした。

クレタ島はオリーブ油の産地

クレタ島は5千年前からオリーブの栽培が
始まった、オリーブ油最古の地のひとつだとか。
オリーブ油を使った食生活が、島民の心疾患の減少に
関係があるといわれているそうです。

オリーブ油を使ったクレタ島料理

番組ではクレタ島の家庭を訪ね、
食事を調理する場面を紹介していました。
その日のメニューは

  ・ヤギ肉の香草煮
  ・野菜のトマトソース煮
  ・ギリシャ風ロールキャベツ
  ・エスカルゴと小麦のリゾット
  ・ゆで豆のあえ物
  ・田舎風サラダ
  ・山菜のパイ
  ・チーズのパイ

なんて豪華なんでしょう!
そのどれもに、オリーブ油がたっぷり使われていました。
サラダやあえ物にかけたり、パイを揚げるのも
もちろんオリーブ油。
私が驚いたのはロールキャベツです。
具を巻いたキャベツを鍋にしきつめた後、
私ならコンソメスープを注ぎますが、
クレタ島の奥様は、オリーブ油をドバドバ鍋へ。
いったいどんな味になるのか、興味がわきました。
これらの料理で使われたオリーブ油の量を測ったら
1人分で230ミリリットルにもなったそうです。

心臓病を予防する効果が期待できる、オリーブ油

エクストラ・バージン・オイルが心臓によい

オリーブ油のなかでも、オリーブの実が新鮮で
酸化が少ない状態で作られたエクストラ・バージン・オイル
が心臓によいそうです。
エクストラ・バージン・オイルに含まれる
ポリフェノールのひとつ、オレオカンタールには
抗炎症作用があります。
これが、加齢で起きる心臓や血管の炎症を抑え、
老化を防ぐと考えられているそうです。

おすすめのオリーブ油の使い方

① 加熱調理に使う

  オリーブ油は他の油にくらべて、
  加熱しても酸化しにくいので、揚げ物や炒め物に
  適しているのだそうです。

② トマトと組み合わせる

  トマトには、リコピン等抗酸化作用のある物質が
  多く含まれるそうです。
  また、リコピンは油に溶けやすいので、油で調理
  すると血中に吸収されやすいのだそうです。
  トマトを切ってオリーブ油をかけるだけなら簡単!
  すぐ試してみたくなりました。

おすすめのオリーブ油の摂取量

1日にスプーン2杯から4杯摂るのが
おすすめだそうです。
普段の食生活にそのまま足すと、カロリー過多になる
場合もあるので、日常で使っている食用油
オリーブ油に置き換えて使うと、効果が期待できる
ということでした。

まとめ

買い置きはしているものの、普段あまり
使わないオリーブ油。でも心臓病予防に効果
があるのなら、もっと積極的に使おうと思いました。
では、まとめます。

"エクストラ・バージン・オイルをトマトにかけて
心臓病を予防しよう!"